私がパペットとともに歩き始めたわけ

久しぶりのブログにお越しいただきありがとうございます。

長かったコロナもようやく収まってきて、

私たちの生活も、手探りで以前の記憶をたどっているような

「ああ、そういえばこうして声を出して運動会の応援をしていたな」

とか

「何年も会っていない友人に連絡してみようかしら」

とか・・・

そう、コチコチに固まった体をほぐし始めたような感覚ではないでしょうか?

マスクを外して、風を感じる喜び

当たり前だったことが、こんなにもありがたい。

大変だったけど、学びこともたくさんあった気がします。

しかし

大人がパニックになり、狼狽し、恐怖を感じているのを目の当たりにして

一番不安だったのは子どもたちだったかもしれません。

「公園で友達と遊んではいけない」

「給食は黙食しなさい」

「人と近くで話してはいけない」

たくさんの制約を課せられ、有り余るエネルギーを持て余し

友達と話すのもZoomなどのオンライン

当然のようにYoutubeやTikTok、

オンラインゲームなどのデジタルコンテンツで遊ぶしかなかったのですから。

私の生徒たちにも変化が見られるようになりました。

「疲れた」

「めんどうくさい」

この言葉は日常的に聞かれ

コミュニケーションがどんどん少なくなっていきました。

私が以前から皆さんにアプローチしてきた

「経験することの大切さ」

が通用しなくなり

子どもたちは動画や写真などからしか情報を得ることができません。

実際に見て、聞いて、触る、匂いをかぐ、味わってみる・・・

いわゆる「五感」を刺激する機会が激減してしまい

デジタルな世界に閉じこもっているかのように感じることがありました。

私が知っていた

好奇心がいっぱいで

見るもの聞くものに興味を示し

驚き、笑い

感動していた子どもたちは

居なくなってしまうの??

そんな不安を抱えながら過ごしていた時

あるお仕事の機会をいただきました。

久しぶりの対面のレッスン、しかも20名近くの参加者だったので

イベントのような

何か楽しいことを企画しよう!ということになり

以前やっていた「パペットを使ったドラマ教育」を思い出しました。

大きなゴリラの「ポレポレ君」が登場したとたん

子どもたちの顔がぱあっ!と明るくなりました!!

                                   @Sam’s English 写真提供

子どもたちが大きな口を開けて笑い、

ポレポレ君に話しかけ

触って

まるでポレポレ君が生きているかのように

心を通わせてくれました。

先生や親の言うことは聞かなくても?

パペットの声には耳を傾けてくれます。

あー、これは

忘れていた感覚でした。

私たちの幼いころは

NHKなどでは「人形劇」が放映されていたり

セサミストリートやマペットショーなど

海外のパペットショーを見て育ちました。

そしてそのうち、アニメーションが主流になり

時間も手間もかかる人形劇は

いつの間にかお茶の間から消えていきました。

それでもたまに

保育園などにやってくる人形劇団のパフォーマンスを見ると

子どもたちは引き込まれ

大喜びしたものでした。

そして何十年も過ぎても

デジタルキッズでも

アフターコロナでも

関係なく

子どもたちは心を開放して

昔と同じ、キラキラした瞳で

子どもが子どもであった

あのころと変わっていなかったのです。

この瞬間から

この60過ぎた私がこれからやれることは

もしかしてこれかもしれない!

そう思えたのです。

英語でも

日本語でも

子どもでも

昔子どもだった大人でも

心から笑い

感動してもらえる

パペットショーにはこんな魔法があるのです。

今までやってきたことの集大成が

きっとここにあるのだと確信し

また新たなチャプターが

幕を開けました。

どうぞ皆さん

ぜひLily’s Showを体験して

カチカチに固まった心をほぐして

ともに心から笑ってみませんか?

私とパペットたちがお待ちしています♡

Lily’s Showの詳細はこちら↓

lilysshow.com

Rie Lily Yonehara

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